『三月は深き紅の淵を』 恩田陸
四章構成のストーリーで、それぞれの章に関連はないけど、「三月は深き紅の淵を」といった小説に関する物語ということが共通している。
それぞれ全然おもむきが違う。
面白かったのは1章の「待っている人々」と3章の「虹と雲と鳥と」
1章はなんだかとてもライトな感じ。
ユーモラスと言うか。
こんな会にならお呼ばれしたーい![]()
まあ、ワタシでは鮫島巧一のような、会長達を満足させられるような解答は出来ないけど・・・。
でも、シチュエーションがとてもいい。
美味しいご飯を振舞われて、本で埋め尽くされた部屋があって、素晴らしい家に、個性的な登場人物たち。
その登場人物たちが語る不思議な謎。
3章は怖い。
物語の最初に想像したものとはだんだん様子が違ってきて・・・
そして真相はちょっと切ない。
美佐緒と祥子の印象が、物語が進むにつれて変化してゆくところも面白かった。
| 固定リンク
「読書」カテゴリの記事
- 『六番目の小夜子』 恩田陸(2009.06.21)
- 『三月は深き紅の淵を』 恩田陸(2009.05.13)
- 『夏の名残の薔薇』 恩田陸(2009.05.06)
- 『不安な童話』 恩田陸(2009.05.04)
- 『球形の季節』 恩田陸(2009.04.28)


コメント