最終話。
『「美知留を自由にしてあげる」と、遺書を残して宗佑は自殺。
瑠可はレースで優勝を飾る。自身の秘密は家族にもエリーにも知られてしまったが、暖かく受け入れられる。
美知留はレース会場には現れず、どこかへいなくなってしまう。
小倉はミラノへの転勤が決まり、別居中の妻とヨリをもどすことになりシェアハウスから出て行き、エリーとも別れる。
傷つきながらも笑顔で送り出すエリー。
美知留は母親と暮らしたことのある町へ行き、そこで母親の古くからの知り合いの計らいで旅館で働くことになるが、宗佑の子を妊娠していることが判明。
宗佑との出会いや付き合ってた頃を思い返し、産むことを決意する。
美知留の居場所を聞きつけた母親が尋ねて来るが、妊娠を知ると産むのを反対する。
だが、美知留は赤ちゃんと2人なら頑張れる、お母さんみたいにはならないと言う。
それを聞いた母も、自分が夫と離婚した時美知留と2人ならやっていけると考えたことを語る。
母なりに美知留を愛してたのだろう・・・。勝手にしなさいと、産むのを認めるカタチで去っていく。
傷心のエリーの元へ「あなたが忘れられませんでした!」と花束を抱えプロポーズしに小倉が現れる。そして結婚へ。
シェアハウスは瑠可とタケルの2人だけになる。
美知留を探そうとはせず、だが美知留を忘れられないでいる瑠可に、タケルは「瑠可と暮らしてるのはサイコーに楽しい。だけど瑠可の心に開いた穴を見ているのは辛い。美知留ちゃんを探しに行こう」と誘う。
美知留の母親は既に付き合っていた男と越してしまっていて、2人はしばらくの間美知留と母親が住んでいたという銚子へアテも無く探しに行く。
なかなか美知留は見つからず、その夜2人は浜辺にテントを張って過ごすことに。
瑠可は、タケルと2人で過ごす時間を、長年連れ添った夫婦ってこんな感じなのかもと、こんなのもいいなと話す。
その瑠可の言葉にタケルは自身の抱えてきたトラウマを語る。
10歳離れた血のつながらない姉がいること、タケルの父親が怒りっぽい人でたてつかない様押さえつけられるように過ごしてきた姉はストレスがたまっていただろうこと、自分を見方に付けたかったんだろうこと。
そして(具体的なことは語られることはなかったが)、女性の体が怖くなること・・・。
「一生マトモな恋愛できない。女の人を幸せにすることも・・・」と、語るタケルに瑠可は「タケルは女を幸せにできる男。それはワタシが1番良く知ってる」とタケルの肩を抱く。
翌朝引き続き美知留を探す為バイクを走らせるが、急カーブで突然トラックが現れ転倒してしまう。
額から血を流し意識の無い瑠可は病院へ・・・が、たいした怪我もなく・・・そこでお腹の大きくなった美知留とやっと再会する。
東京へ一緒に帰って暮らそうと言う瑠可に、帰れないと、宗佑は自分を思って死んでいったのに自分だけ幸せになんてなれない・・・と拒否するが、瑠可は「これからの美知留の人生は全て美知留のもの。あんたの彼があんたにしたこは許せない、死に方も卑怯だと思う。でも赤ちゃんは美知留の赤ちゃんだ。誰とどう生きようと美知留の自由だ。でもワタシは美知留と生きていきたい。赤ちゃんのパパにはなれなくても頼れる先輩として側に居てあげたい」と話す。
タケルも「俺も一緒に育てる。一人より二人。二人より三人」と話す。
ありがとう・・・と美知留は答えるが、お腹が痛み出し、危険な状態に。病院に運ばれる。
長い時間がかかったが、無事に女の子が産まれる。
瑠可と美知留の名前から一文字ずつとって、「瑠美」と名づけられる。「瑠」にはタケルの「ル」も入ってると・・・。
そして、シェアハウスで赤ちゃんと4人で暮らすことに。
家族、友達、夫婦、恋人。そのどれかであるようでどれでもないけれど、壊れやすい幸せを大事にして行けるところまで行こうと・・・。
そして、シェアハウスのテーブルには赤ちゃんをダッコした美知留と瑠可、タケル、エリー、小倉が写った写真が置かれている・・・。』
てことで。とうとう最終回!
結局・・・引っ張るだけ引っ張ったけど、タケルの問題に関しては想像してたよりも深く描かれることなく・・・。ま、それはそれでいいのかもだけど。
ある意味、親の愛情を感じられず、ずっと孤独を感じて愛を求めてきた美知留と、女性の体でありながらそれに違和感を感じ続け、美知留に恋をしてきたけれどその恋が叶うことのない瑠可と、トラウマのせいで女性の体に恐怖してしまい恋愛ができないでいるタケルと・・・信頼し合って、家族のようにシェアハウスで共に生きていくってのはハッピーエンドですね。ちょっと変わったカタチではあるけれど。
でも、世の中には美知留のようにDVにあったり、父親はなく妊娠してしまったり、瑠可のように身体的に同性に恋愛感情を抱いて、でもいわゆる結婚のようなカタチで社会的に結ばれることが出来ない人や、タケルのようにセックスが出来ない人もいるでしょうし、このドラマの最後のように人として支えあって寄り添っていくことが現実世界でも当然のようにフツーにできたらいいなあって思ったり・・・。
DVも・・・これってホントに最悪だよなー。特に、腕力の場合は普通女性は確実に男性に叶わないしね。しかも、繰り返しの暴力は確実に精神的に蝕まむと思うし。暴力を受けるほうはどんどん萎縮していってしまうだろうし。
いろいろと考えさせられるドラマでありました。